オスのカピバラの鼻上の黒い膨らみにはモリージョという名前がつけられている

ざっくり言うと、黒っぽい顔がオス、そうでもないのがメス。

カピバラの雑学&豆知識

見ているものを油断させるのっぺりとした顔。眺めているだけでなぜかこちらまでもが「ほへぇ~」となってしまう。

ところでこの顔、よく見ると鼻の部分がコブのように膨らんで、全体的に黒っぽい顔をしている子と、そうでもない子とがいることに気づく。

実は顔が黒いのは大人のオスで、鼻の黒い膨らみにはモリージョという名前がつけられている。

モリージョは分泌腺になっていて、この部分を周囲の木などにこすりつけて縄張りを示したり、恋の季節になるとここから匂いを出してメスを惹きつけるための求愛行動に使ったりする。

メスにはこのモリージョがないので、鼻の上を見ればカピバラのオスとメスをすぐに見分けることができる。

ちなみにメスはこんな感じ。
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のっぺりした顔がさらにのっぺりしている。

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