パンダは1日14時間かけて竹を食べる

パンダは1日14時間かけて食事をする

だからいつも竹をモグモグしているイメージだったのか

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パンダの雑学&豆知識

食べているか、寝ているか。
生活の基本はその2つと言われるパンダ。

実際のところ、パンダが食事にかける時間は1日あたり14時間ととても長い。人間が1日あたりせいぜい3時間かそこらであることを考えると、14時間というのがどれだけ長い時間かがわかる。

なんでそんなに時間がかかるのかといえば、栄養価が低いうえに消化にも時間のかかる笹や竹を主食としているから

いくら頑張って食べても2割くらいしか消化できない竹をパンダは1日に10キロから15キロもむしゃむしゃと食べる。何としてでも竹からエネルギーをとってやろうとパンダも必死だ。

でもパンダは食肉目クマ科に属する立派なクマの仲間。

本来ならば雑食性に近い肉食であるはずなのだ。だから腸も草食動物のように長くはない(竹を食べるのに適しているわけではない)。

肉や果物を食べれば食事の時間がもっと少なくてすむのに……と思わないでもないのだけれども、天敵や餌の競争をさけて山岳地帯の奥地に住むことを選んだパンダには、そこにはえていた竹や笹こそが最高の食事になってしまったのだ。

ひたすら食べて、あとはたっぷり寝る。

楽なんだか楽じゃないんだか。
不思議な生活ではある。

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