トビウオは海面を走るように助走してから飛び立つ。最大滞空時間は42秒間

 

 

トビウオの飛翔能力、あなどっていました。

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雑学&豆知識

海面すれすれの空中を「飛ぶ」トビウオ。

多くのトビウオがピョンピョン跳びはねている映像をどこかで見た記憶があるので、

トビウオは他の魚より少しだけ高くジャンプできる魚

くらいにしか思っていなかった。

ところが、トビウオ君、想像をはるかに超える能力の持ち主で、ひと飛び400メートル、最大滞空時間は42秒間、そしてその時速は60キロメートルにもなるというのだ。


Amazing flying fish! – YouTube

これだけの力を発揮するには、胸びれはもちろん尾びれも大切な役割をしていて、体をSの字を描くようにくねらせながら水中から水上へと体を持ち上げると、尾びれを使ってまるで走るかのように助走をつけて空中へと飛び上がる。

あとは大きく広げた胸びれで華麗に空気をとらえて、グライダーのようなきれいな姿で空中を飛ぶ。

高さが徐々に下がってきて、着水しそうになると、ふたたび尾びれで水面を走るように叩いて浮上。これを何度か繰り返しながら、最終的には400メートルもの距離を飛ぶのだ。

もしも自分が400メートルを全力で走らされたら、息があがって大変なことになるのは目に見えているが、本来は水中で生きるトビウオは涼しげな顔をして(←どんな顔だ?)空気中でこれを成し遂げてしまう。

トビウオ君、すごすぎます。

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