カメの甲羅はあばら骨が変化してできたもの

カメの甲羅はあばら骨が変化してできたもの

無理とはわかっていても甲羅を脱ぎ捨ててカメがヌルっと出て来る姿を見てみたい。

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カメの雑学&豆知識

カメの甲羅はあばら骨(ろっ骨)が劇的に変化してできたもの。

だから「カメの甲羅は何で出来ているの?」と聞かれたら「骨」と答えれば正解なのだが、当たり前にも思えるこの答えが出るまで、19世紀から長いこと論争が続いていたというのだから驚きだ。

何がそんなに問題だったのか。

ふたつの仮説があったのだ。

ひとつは「カメの甲羅は真皮表面にできた皮骨にろっ骨と背骨が合わさってできたもの」とする説。

もうひとつは「カメの甲羅はろっ骨や背骨が変化してできたもので、皮骨の成分は含まれていない」とするもの。

長らく「皮骨+ろっ骨+背骨」説が優位と思われていたが、理化学研究所などの研究によってカメの甲羅は「ろっ骨+背骨のみ」でできていることがようやくわかり、100年以上続く論争にようやく終止符が打たれることになった。

とはいえ。

素人的には。

甲羅が骨で出来ていることが重要で、皮骨のあるなしは……(以下自粛)。

研究者さん、ごめんなさい。

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