いつまでもサバだけじゃダメだよ。
ザリガニの雑学&豆知識
毒々しい赤色をしたアメリカザリガニ。
大人サイズに成長した個体を「マッカチン」なんて呼んでいたから(東京近郊だけの呼び名のようです)よけいに赤いイメージが強烈に焼き付いている。
だけど。
アメリカザリガニは青くなる。
いつものエサをサバやアジなどに変えてやるだけだ。
ザリガニの赤色は、エサの中に含まれるカロチノイドという色素によるもの。
赤色の色素を含むキャベツや水草などの植物を与えずに、サバなどをエサとして与え続けると、次第に白っぽくなってきて、やがてキレイな青色へと変色するのだ。
このへんの仕組みは、フラミンゴが白くなってしまうのと似ている。
エサだけじゃない!フラミンゴがピンク色の本当の理由
フラミンゴの尾脂線から出る脂には、赤色色素のカロテノイドがたっぷりと含まれていることが最近の研究でわかった
赤色をしている時は、強そうではあるけれどどこか野暮ったい雰囲気のアメリカザリガニ。ところが色を変えただけで、あら不思議。
とたんに上品な高級エビに変身してしまう。
ちなみに、雑食のザリガニにサバだけを与え続けると栄養がかたよってしまうので、青くなったのを確認したらすぐに
いつもの食事に戻してあげてよう。
栄養がかたよったままだと、脱皮に失敗したり、次第に弱って死んでしまう可能性があるのだ。
見た目も大事だけど、長生きにはエサも大事♪。
おねがい。
く(^ー゚)ノ
⇒マジで!?青やん!!ザリガニ途中経過! – YouTube