子供が小さすぎるのか、大人が大きすぎるのか
パンダの雑学&豆知識
生まれたてのジャイアントパンダの赤ちゃんは、100~200gほどの体重しかなく、大きさで言えばハツカネズミほど。
パンダの最大の特徴でもある白黒模様もこの時にはまだ出ていなくて、うっすらとはえている産毛がピンク色の全身を包んでいるだけ。
親パンダとは似ても似つかない小さな小さな子パンダなのだけれども、鳴き声だけは大きくて「ギャー、ギャー」と自分の存在をアピールするかのように鳴く。
生後約1週間もすると白黒模様の毛が生えてくる。
とはいえ、まだまだ白黒はっきりくっきりとしているわけではなくて、にじむようなぼんやりとした模様が浮かび上がっている程度。
ここから1~2か月もすると、ついに立派な子パンダの姿に!
全体的にころんとした体型は、ムクムクの犬にも似て、可愛いことこの上ない。目が開き始めるのもこの頃。
そうして生後3か月で歩き始め、1歳になる頃には体重が30Kgに。4~5歳になる頃には立派な大人になり、体重はメスで100Kg、オスで120Kgになる。
産まれたばかりの時はわずか100~200gしかなかった赤ちゃんパンダ。それが大人になると約1000倍もの体重になるなんて。
どこまで大きくなるんだか。
というか、どんだけ小さく産まれてきたの、あなた。
ちなみに、人間の赤ちゃんは3000g前後の重さで産まれるから、それがもしも1000倍になったら、大人の体重は3トンになってる計算だ。
|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||