動物園の柵のない展示にはハーゲンベック方式と言う立派な名前がつけられている

動物園の柵のない展示にはハーゲンベック方式と言う立派な名前がつけられている

旭山動物園に代表されるような、動物本来の姿や習性などを最大限に生かした展示のことは「行動展示」って言う。

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動物園に関する雑学&豆知識

日本テレビのクイズ番組「頭脳王2016」という番組を見ていたら、こんな問題が出た。

動物園で檻や柵を使わない展示方式を何という?

答えはハーゲンベック方式。

ほほぅ、はじめて知った。

しかも何という立派な名前。まるでハーゲンダッツのようで一度聞いたら忘れられないインパクトがある。

気になったので、少し調べて見た。

ハーゲンベック方式とは

ハーゲンベック方式は、動物を檻や柵で囲うことなく飼育するもので、無柵放養方式とも呼ばれている。

1907年にドイツの「ハーゲンベック動物園」がこの方式を開発したことから名付けられたもの。

この「ハーゲンベック動物園」は、私設動物園としては世界最古のもので、作ったのはその名もずばりのカール・ハーゲンベック。

1844年生まれの野生動物を扱うドイツ人商人で、Wikipediaを見る限りでは、まあ、かなりワイルドなお方である。

そもそもお父さんが野生動物の売買を行っていたとかで、まだ14歳だったカール少年、なんとお父さんからアシカとホッキョクグマをプレゼントされる。

もう一度言う、アシカとホッキョクグマだ。

その後も動物は増え続け、カール・ハーゲンベックは飼育場所を求めてジャングルや山へと足を運ぶようになる。と同時に、様々な土地で動物を捕まえる……まではいいのだが。

「文明に汚されていない」人種としてサモア人とサーミ人を、さらに別の年にはエスキモー(イヌイット)をハーゲンベック動物園で展示するなど、今ではまったくもって考えられないようなことも行っていた。

日本の動物園

日本で最初にハーゲンベック方式を採用したのは、大阪のみさき公園。また、日本で最初に大型肉食獣にハーゲンベック方式を導入したのは東山動植物園である。

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