小さいし、ホバリングするしで、本当に虫っぽいよね
ハチドリの雑学&豆知識
ハチドリ科の鳥は300種類以上いるというのに、残念ながら日本にはハチドリはいない。
あんなにちっちゃくて不思議な鳥が目の前を飛んでいたら
「楽しいだろうなぁ」
とか
「いや、ハチと間違えて身がまえちゃうかも」
とか、ひとりあれこれ妄想してみるのだけれども、日本にいないのだから、いつまでたっても妄想の域から抜け出せない……。
という話はさておき(笑)
動物園や、あるいはテレビなどで飛んでいるハチドリの姿を見たことのある人も多いだろう。
「鳥」と思っていると、その飛び方があまりにも不思議で「ん、何、虫?」となってしまうのだが、実はこれハチドリが(ホバリング)をしているのだ。
種類によって違うのだけれども、1分間に30回とか50回とか(マメハチドリは80回とも言われている)の高速で羽根を動かすことで、空中でのホバリングを可能にしている。
この時に、羽根の角度を微妙にあやつることで
ハチドリは後ろに飛ぶことができる。
鳥の仲間でこんなことができるのは、唯一ハチドリだけと言われている。思えば、飛べない鳥のエミューなんて、歩いて後ろに下がることもできないくらいなのに、飛びながら後ろに下がるハチドリの身の軽さったら。
∑o(*’o’*)o
カンガルーとエミューは後ろに進めないからオーストラリアの国章になった
どちらもオーストラリアに馴染みの深い動物ではあるが、それだけではなく実はこの2匹(1頭と1羽)は、後ろに進むことができないのである。
▼ ハチドリさん、ホバリングしてます。
⇒世界最小の鳥 「ハチドリ」 がやってきた!2009年6月11日 – YouTube