なぜか惹きつけられるこのド迫力な顔
雑学&豆知識
動かない鳥として有名なハシビロコウだが、動かないことよりもこの迫力の悪人面のほうが、個人的には気になって仕方がない。
人相(鳥相?)がいいとか悪いとか、自然界ではそんなことは関係ないはずなのに、何をどうしたらここまで凶悪な顔つきに進化するというのだろう。
しかも凶悪ならとことん凶悪なのかと思いきや、頭の後ろにはまるで寝癖のような羽根をはやしていて、どこかずっこけているところがたまらなく可愛い……と私は思う。
と、ハシビロコウくんを一通り褒めたところでその名前の由来だが、実はこれ
くちばしの広いコウノトリ
から来ているのだという。
ん? どういうこと?
と思った方もいるかもしれない。私も最初は何のことやらよくわからなかったのだが、もう一度よぉ~く見てみるとわかる。
クチバシノヒロイコウノトリ
ちゃんとハシビロコウになるのだ。濁点の位置がちょっとずれてる気がしないでもないが……。
ちなみにハシビロコウの英名は「Shoebill」でこれはShoe(靴)+bill(くちばし)の意味。確かにあのくちばしは靴に見えなくもない。特に木靴のイメージに近いように思う。