オカピの知名度ってどのくらい?
オカピの雑学&豆知識
横浜にある動物園「ズーラシア」がものすごいオカピ押しをしているものだから、オカピって超有名キャラと思ってしまいがちなんだけど、本当のところはどうなんだろう。
オカピの説明で必ずといっていいほど出て来る言葉「世界三大珍獣のひとつ」ってあれ、あれが書かれている時点で、オカピってあまり有名じゃないのかな、と思ってみたりもするわけなのだ。
おなじく三大珍獣のジャイアントパンダなんて、いちいち「三大珍獣の」なんて言われないじゃん。パンダはパンダだし。なんだったら、先に発見されたレッサーパンダから名前を奪っちゃうくらいの有名っぷりなわけよ。
対して、オカピ。
馬のような上半身とシマウマのような下半身を持つキリンの仲間。
ってまずは見た目の説明からはいらないとダメみたいなんだけど、そのくらいの知名度なの?
よく間違われるみたいなんだけど、オカピはこう見えてれっきとしたキリンの仲間。首は短いけど、キリンっぽい特徴をちゃんと持っている。
頭にツノ(オシコーン)がある
キリンの頭にもあるツノ。オシコーンという名前で骨のまわりが皮膚と毛でおおわれている。
蹄(ひづめ)が二つに割れている
発見当初、シマウマの仲間と考えられていたオカピが「いや、違う!」と思われるきっかけのひとつとなったのが蹄の形。
ウマの蹄は割れ目がなくひとつだが、オカピの蹄はキリンと同じく二つに分かれている。
舌が長い
キリンと同じく、ベロンと長くて黒っぽい舌を持っている。
⇒上野動物園(オカピ) 長い舌 – YouTube
見た目が似ている
首が短いので、全体で見ると「似てない」ってなっちゃうが、顔だけ見るとホントにそっくり。
他にも、遺伝子がどうの、頭蓋骨の形がどうのって話はあるのだけれども、見てもわからないからそこはカット(笑)
動物園でオカピを見る機会があったら、ぜひキリンっぽいところを探してみて欲しいな。