ナマケモノは超小食すぎて風から栄養をとっていると考えられていたことがある

16世紀のヨーロッパでの話

雑学&豆知識

ナマケモノが1日に食べる植物は1日あたり約7~10グラムととても少ない。

これがどのくらい少ない量かといえば、なんとなく雰囲気が似ているような気がしないでもないコアラの食事が1日あたり500グラム以上と言えばわかってもらえるだろうか。

ナマケモノはほ乳類では珍しい変温動物で体温が24℃~35℃と低めなために、少ないエサで生きていくことができるんだとか。

そんなわけでほとんど食事をしないナマケモノ。あまりに食事をしないために、16世紀にナマケモノが初めてヨーロッパに紹介された時には、風から栄養をとっていると考えられていたというのだから驚きだ。

まあ。

24時間観察してたら、エサを食べるところくらい見られたんじゃないの?と思わないでもないんだけどね。

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