鳥類

ニュージーランドの国鳥になっている「キーウィ」。飛べない鳥としても有名である。

思わずナベヅルに同情してしまいそうな名前の由来。それでも、ナベヅルの体の色を見ていると、あぁなんとなく鍋底チックだなとついつい思ってしまうのも事実。

動かない鳥として有名なハシビロコウだが、動かないことよりもこの迫力の悪人面のほうが、個人的には気になって仕方がない。

動物の名前の由来は、知るとなんだかがっかりしちゃうものも多いのだけれども、コノハズクの場合は、知ったらなおさら好きになる可愛さ。

大好きな魚を食べる姿を見たことはあっても、その口の中までのぞいたことがある人はほんのわずかなんじゃないだろうか。

オシドリといえば、オスのあの派手な羽色がすぐに思い浮かぶのだけれども、実はこの羽根、繁殖期だけの冬期限定使用。

仲むつまじい夫婦を「おしどり夫婦」などと呼ぶことがある。そのイメージに引っ張られて、オシドリは一夫一婦制で一度つがいになったなら、生涯を添い遂げる愛情深い鳥だとばかり・・・思ってた。

メスは卵を産むと次の繁殖相手を探しに、さっさとどこかへ消えてしまう。残された卵を約50日間あたため続け、ふ化したヒナを約9ヶ月間にわたって世話し続けるのは、オスの役目なのだ。

確かにあの太い足から蹴り出すキックはものすごい破壊力で、人の死亡例があるのも事実。けれど、ヒクイドリの名誉のために言っておくと、動く物なら何でもかんでも突進していって襲いかかるようなどう猛さを備えているわけではない。